お知らせ

2020.04.06

正しい補聴器選び♯5「難聴を放っておいてはいけません」

生活のさまざまな場面において、補聴器がその質の向上に役立っているという報告があります。

 

私たちの日常生活は大きく2つに分けられます。

 

「テレビは自分の部屋で見ているし、必要なことは家族が大きな声でつたrてくれるので補聴器はいらない」という話はよく聞きます。確かに、どうしても必要なことには周囲も声を張り上げてくれるかと思います。

私たちの日常の会話は、大きく2つに分けることができます。1つは、情報を伝えるために必要な会話。もう1つは、どうでもよい会話です。

例えば仕事の打ち合わせや「ごはんまだかい?」、「もうすぐできますよ!」などは日常生活のうえで必要な会話です。相手も大きな声で伝えてくれますし、聞こえなければ何度でも言い直してくれます。

一方、世間話や冗談などはどうでもよい会話です。聞き逃してもさほど問題はありません。挨拶も特に情報を伝えているわけではないのでこちらに入ります。しかし、このそうでもよいと思われる会話こそが、人間関係を円滑にするうえでとても大切な役割を担っているのです。

普段、世間話を大声ですることはありませんし、まわりに人がいればなおさらです。冗談を聞き逃しても言い直しはしてくれません。このように、聞こえないと会話の楽しいがなくなっていきます。

さらに難聴が進むと、極端な場合は「ごはん!」、「お風呂!」などといった最低限の、しかも一方通行の会話しかなくなってしまいます。これでは寂しいと思いませんか。相手任せの大声を期待するのではなく、自分から積極的に聞こえるように努力してみてはいかがでしょうか。

 

2種類の会話

 

●情報を伝えるための会話(難聴になってもはなしてくれる):例)「ごはん」、「お風呂」、「お会計は1,000円です」、「危ない!!」など

●人間関係を作るための会話(じつはとても大切):例)挨拶、冗談、世間話など

 

 

 

 

難聴は隠さないほうがメリットが多いとおもいます。

 

難聴だと気付かれたくないというり理由で補聴器をつけたがらない人もいます。確かに会社や学校で、難聴であることを隠したいという思いがあるかもしれません。しかし、一般的にいって、隠すことはメリットよりデメリットのほうが多いと思います。

例えば、挨拶などの声をかけられたときに返事をしなければ、相手はどう思うでしょうか?会議や打ち合わせで、聞き取れないのに何回も聞き直すことができず、いい加減にうなずいて想像で補って仕事をしていれば、いずれ、あの人は適当で信頼できない人間と思われてしまうでしょう。

じつは周りの人たちにしても、大きな声を出したり言い直したりするのは結構大変なことなのです。度重なると、しだいににイライラしてきます。確かに、聞こえが悪いことに対して社会の偏見がまったく無いわけではないかもしれません。しかし難聴があることを隠して誤解を受けるよりも、まわりの人にわかってもらったほうが、よりよい結果を生むことが多いようです。本人が補聴器をつけて努力をしているとわかれば、周りの人も納得し、それなりの話し方をしてくれるはずです。難聴であることを隠さないほうがよいと思います。

 

 

難聴が軽度のうちにつけたほうがより聞き取りが保たれます。

 

補聴器を早くからつけると聞こえが悪くなるのではないかという懸念があるかもしれません。しかし、自分の聴力に合った補聴器をつかっているのであれば、一般的に補聴器で耳が悪くなることはありません。補聴器をつけていてもつけなくても、加齢による聴力の変化は同じように見られます。

むしろ、ある程度若いうちちから、そして難聴が軽度のうちから補聴器をつけている人のほうが、高齢になってかなり難聴が進行してから初めてつけた人に比べて、同じ聴力でもよく聞き取れる傾向があります。

これは、耳ではなく脳が聞き取りに関係しています。音を聞く脳の回路は、つねに刺激されていないとだんだん働きが悪くなっていくという現象があるようです。ですから、十分な音を入れて言葉を聞き続けるということが必要です。あまり高齢になってからでは、補聴器を通じた音に慣れることができず、また補聴器を扱うことも難しくなり、新たに補聴器を使い始めるということが困難な場合があります。そうなる前に、聴力的にも能力的にも余裕のある若いうちから補聴器を使い始めることをお勧めします。

 

 

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